桜樺 -ouka-

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朝餉の時間。





「あ、瞳ちゃんおはよう。こっちこっち」





『おはよう』





私は沖田さんの隣に座った。




なんか皆私の事凄く見てくるな。まあ女子は私だけらしいから当たり前か。




目の前に運ばれて来たご飯は、まるで魔女の作ったもののようだった。





見た目だけでもアウトなのに、食べたらどうなるのだろうか。





そこへ、近藤さんと見られる大柄の男性が入ってきた。





「おはよう!!」





近藤さんが挨拶すると、元気のいい声が返ってきた。





「「「「「「おはようございます!!!!」」」」」」



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