桜樺 -ouka-
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「「「「「「「「おめでとうございます!!」」」」」」」」





「え!!なに、うちに?!おおきにな!!」





昼間、色々あったけどなんとか誕生日会には間に合った。





お父さんは本当に盛大に祝いたいらしく、近藤派の皆も誘った。





「梅。わしと瞳からの贈り物じゃ」





私も含まれてるんだ…。





少し心が暖かくなったのを感じた。





お父さんはこの間買った着物を贈った。





「!!!綺麗やわ……うち梅も好きやけど、椿は大好きなんよ。ありがとう」





とっても喜んでもらえて私も嬉しくなった。





席に戻ると、沖田さんが来た。






「隣、いいかな」






『うん』





「馴染んでるみたいだね」





『そうね』





「………ここに残りたいとか、言わないよね…?」





『え?なんて?』





周りの音で、沖田さんの声が聞き取れなかった。


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