美魔女オネェに拾われたなら
そう言い放ったのは覚えている。
その後、さらにサラッと付け加えた。
「だから、それが気味が悪いとか言うなら付き合わなきゃ良いのよ。私自身ここには勉強と資格を取るために来てるのだから。別に仲良しこよししに来てる訳じゃないの。これ以上互いに無駄な時間の使い方はやめましょうね?」
そう笑顔で言ってまたご飯を食べ始めた私。
大したダメージも受けない私に、キラキラグループはすごすご退散したそうな。
食べてて気にもしてなかった私の様子に、吹き出した由香里がそのまま話し掛けてきたのが付き合い始めたきっかけだ。
「もうね、正論過ぎてお馬鹿な子達は何も言えなかったんですよ。そりゃそうですよねぇ。夏美は首席入学だったんですから」
そう思い出し笑いしながら話す由香里に、
「由香里、ペラペラ話し過ぎよ…」
そう、少し苦い顔して見せると…
「なっちゃん!私達にも内緒だったの。目の色・・・」
いっちゃんやレンちゃんに悲しげに言われてハッとした。
「あー、もう長年の癖でずっとカラコンで過ごしてたから。すっかり言うのを忘れてたよ。」
そうバツが悪いので首を竦めつつ言うと
「そんな事だろうと思ってたよ。夏美はしっかりしてるけど、存外自分の事はわりと無頓着なんだよね。服装や髪型メイク然り!未だに仕事じゃなきゃ日焼け止めだけですっぴんで過ごしてるでしょ?可愛いけど、そろそろ自分の見せ方も学ばないと!」
そう呆れたという口調で由香里が言うと、オネェ軍団が食い付いた。
「そこは大丈夫!今はアカリさんとサチコさんが付いてるから自分でしなくても勝手に磨かれてるわ!こんなに飾りがいのある子、私達がほっとく訳ないでしょ?」
クスクスと言ういっちゃん。
「ホントよね!この肌のキメに透き通る明るさ。メイクしがいがあるのよ!」
と言うのはレンちゃん。
最近さっちゃんが忙しい時はレンちゃんがメイクしてくれたりする。
覚えようかなとも思ったがさっちゃんとレンちゃんから「私たちの楽しみ奪わないでぇ!!」と懇願されてから覚えるのをやめた。
実はできるようになってる事はナイショだ。
その後、さらにサラッと付け加えた。
「だから、それが気味が悪いとか言うなら付き合わなきゃ良いのよ。私自身ここには勉強と資格を取るために来てるのだから。別に仲良しこよししに来てる訳じゃないの。これ以上互いに無駄な時間の使い方はやめましょうね?」
そう笑顔で言ってまたご飯を食べ始めた私。
大したダメージも受けない私に、キラキラグループはすごすご退散したそうな。
食べてて気にもしてなかった私の様子に、吹き出した由香里がそのまま話し掛けてきたのが付き合い始めたきっかけだ。
「もうね、正論過ぎてお馬鹿な子達は何も言えなかったんですよ。そりゃそうですよねぇ。夏美は首席入学だったんですから」
そう思い出し笑いしながら話す由香里に、
「由香里、ペラペラ話し過ぎよ…」
そう、少し苦い顔して見せると…
「なっちゃん!私達にも内緒だったの。目の色・・・」
いっちゃんやレンちゃんに悲しげに言われてハッとした。
「あー、もう長年の癖でずっとカラコンで過ごしてたから。すっかり言うのを忘れてたよ。」
そうバツが悪いので首を竦めつつ言うと
「そんな事だろうと思ってたよ。夏美はしっかりしてるけど、存外自分の事はわりと無頓着なんだよね。服装や髪型メイク然り!未だに仕事じゃなきゃ日焼け止めだけですっぴんで過ごしてるでしょ?可愛いけど、そろそろ自分の見せ方も学ばないと!」
そう呆れたという口調で由香里が言うと、オネェ軍団が食い付いた。
「そこは大丈夫!今はアカリさんとサチコさんが付いてるから自分でしなくても勝手に磨かれてるわ!こんなに飾りがいのある子、私達がほっとく訳ないでしょ?」
クスクスと言ういっちゃん。
「ホントよね!この肌のキメに透き通る明るさ。メイクしがいがあるのよ!」
と言うのはレンちゃん。
最近さっちゃんが忙しい時はレンちゃんがメイクしてくれたりする。
覚えようかなとも思ったがさっちゃんとレンちゃんから「私たちの楽しみ奪わないでぇ!!」と懇願されてから覚えるのをやめた。
実はできるようになってる事はナイショだ。