夢を売る少年
「理沙、由后!大スクープ」
ドアを開けるなり大きな声と一人の女子生徒が飛び込んできた。
「真由美うるさい。」
「しょうがないよ、真由美だもん。」
さっきまで言い争っていたことなどなかったかのようにいきなり大声を出した真由美に非難の声をあげた。
「そんなこと言っていいのかなぁ〜、せっかく投稿箱に入ってた夢を売る少年の目撃者からの手紙持ってきてあげたのに。」
「うそっ!?本当に?」
「真由美ぃ〜でかしたっ!」
「でしょぉ〜ぅ」
入り口でわいわいやっている3人の横で一人ぽつんと立っていた恵理奈が口を開いた。
「先輩っ!見つかったんなら早く取材しないと!!」
「そぉだっ!〆切に間に合わなくなっちゃう!!」
「じゃああたし行ってくる〜。」
手紙を持っている真由美がのんきに手をあげて立候補する。
「あんたはまだ記事終わってないでしょ、私が行ってくるから。」
3人の中で唯一記事を書き上げた由后が取材に行くことになった――――
ドアを開けるなり大きな声と一人の女子生徒が飛び込んできた。
「真由美うるさい。」
「しょうがないよ、真由美だもん。」
さっきまで言い争っていたことなどなかったかのようにいきなり大声を出した真由美に非難の声をあげた。
「そんなこと言っていいのかなぁ〜、せっかく投稿箱に入ってた夢を売る少年の目撃者からの手紙持ってきてあげたのに。」
「うそっ!?本当に?」
「真由美ぃ〜でかしたっ!」
「でしょぉ〜ぅ」
入り口でわいわいやっている3人の横で一人ぽつんと立っていた恵理奈が口を開いた。
「先輩っ!見つかったんなら早く取材しないと!!」
「そぉだっ!〆切に間に合わなくなっちゃう!!」
「じゃああたし行ってくる〜。」
手紙を持っている真由美がのんきに手をあげて立候補する。
「あんたはまだ記事終わってないでしょ、私が行ってくるから。」
3人の中で唯一記事を書き上げた由后が取材に行くことになった――――