ティールームの不思議な出来事
「ここは、いったい・・・」
「ここは、ただの喫茶店ですよ。無料でおいしい紅茶を飲める。ね?」
ニッコリと微笑むその姿に、それ以上は聞けなかった。
きっと、聞く必要はないのかもしれない。
そう、自分がここで経験したこと、それこそが真実なのかもしれないから。
「おや、雨が止んだようですね」
いつの間にか上げられていたブラインドから星空が覗いていた。
「ごちそうさまでした」
「お気を付けて」
「ありがとう」
振り返ると、マスターが微笑みながら見送ってくれていた。
数日後、休みの日に喫茶店があった場所にいってみたが、見つからなかった。
でも、きっと何処かに存在している。
今日も新たなお客さんを迎えて。
「ここは、ただの喫茶店ですよ。無料でおいしい紅茶を飲める。ね?」
ニッコリと微笑むその姿に、それ以上は聞けなかった。
きっと、聞く必要はないのかもしれない。
そう、自分がここで経験したこと、それこそが真実なのかもしれないから。
「おや、雨が止んだようですね」
いつの間にか上げられていたブラインドから星空が覗いていた。
「ごちそうさまでした」
「お気を付けて」
「ありがとう」
振り返ると、マスターが微笑みながら見送ってくれていた。
数日後、休みの日に喫茶店があった場所にいってみたが、見つからなかった。
でも、きっと何処かに存在している。
今日も新たなお客さんを迎えて。