【完】愛して... 続

でもそれは僕だけじゃないのも知ってる。

明るく話す僕を見てまたも顔を歪め、苦しそうにする夜。

こいつも苦しいんだ。

「みぃ!夜も来たよ!あ、いつ買い物行く?」

みぃの手を握って僕の熱を分け与える。

「....みぃ。もう雪が降ってるぞ。今度雪合戦しような。」

「ははっ、そんなに雪が積もるかな~?」

夜もみぃに話し掛ける。
雪合戦だって....みぃケガしちゃうね。

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