【完】愛して... 続


「この前ね、奏がタヌキ拾ってきたんだよ?どこで見つけたんだろうね!」

「その日はタヌキ汁に.....っていうのは嘘だからな。ちゃんと保護されたよ。」

他愛もない会話を続ける僕達。

ふと、時計を見る。


........そろそろ、だね。


僕の考えていることが分かったのか、夜も口を閉ざす。


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