腹黒王太子の華麗なる策略
ラミレス王は、昨日クリスと見たオリン山に眠っているとか。
古文書に書かれている話や伝承も嘘ではないと思う。
あの山はとても神秘的だった。
棚から本を取り出すと、床に座って本のページをめくる。
探しているのは、ラミレス王の絵が描かれているページ。
勇敢な顔のラミレス王の絵を見つけ、「あっ、これだ」と笑みを浮かべた。
ニャーと可愛く鳴いてモコはまたその絵に触れる。
すると、昨日と同じ様に立体画が現れた。
「ねえ、モコ、私のお父さんってこのラミレス王に似ているのかな?」
母は記憶をなくしていて私の父のことも覚えていなかった。
私の父が今生きているのかも不明だ。
モコは私とずっと一緒にいるから、父の顔を知っていても不思議ではない。
「お前も言葉が話せたらいいのに」
古文書に書かれている話や伝承も嘘ではないと思う。
あの山はとても神秘的だった。
棚から本を取り出すと、床に座って本のページをめくる。
探しているのは、ラミレス王の絵が描かれているページ。
勇敢な顔のラミレス王の絵を見つけ、「あっ、これだ」と笑みを浮かべた。
ニャーと可愛く鳴いてモコはまたその絵に触れる。
すると、昨日と同じ様に立体画が現れた。
「ねえ、モコ、私のお父さんってこのラミレス王に似ているのかな?」
母は記憶をなくしていて私の父のことも覚えていなかった。
私の父が今生きているのかも不明だ。
モコは私とずっと一緒にいるから、父の顔を知っていても不思議ではない。
「お前も言葉が話せたらいいのに」