腹黒王太子の華麗なる策略
アンが瞳を輝かせてモコと共に俺達の元へ来る。
「もう大丈夫よ。あいつらに刺さってる剣にはね、特別な毒が塗ってあるの。痺れてしばらく魔力は使えないから」
コレットは自慢げに微笑み、アンの肩に手を置いた。
「コレットも魔女なの?」
アンの問いに、コレットは妖艶に微笑む。
「ええ。ただし、この世で一番美しい魔女よ」
図々しくもそう言うこの女にディオンは「自分で言うか?」と呆れ顔。
そんなディオンに蹴りを入れ、コレットは命じる。
「何のためにここまで連れてきたと思ってるの?ディオン、ちゃんと働きなさいよ」
「へいへい」
ディオンはやれやれといった様子でシャメルに刺さった剣をサクッと引き抜き、周囲にいるエッジウェアの騎士達を素早い剣さばきで倒していく。
その様子を見てアンはポツリと呟いた。
「人間、何かしら取り柄はあるんだね」
「もう大丈夫よ。あいつらに刺さってる剣にはね、特別な毒が塗ってあるの。痺れてしばらく魔力は使えないから」
コレットは自慢げに微笑み、アンの肩に手を置いた。
「コレットも魔女なの?」
アンの問いに、コレットは妖艶に微笑む。
「ええ。ただし、この世で一番美しい魔女よ」
図々しくもそう言うこの女にディオンは「自分で言うか?」と呆れ顔。
そんなディオンに蹴りを入れ、コレットは命じる。
「何のためにここまで連れてきたと思ってるの?ディオン、ちゃんと働きなさいよ」
「へいへい」
ディオンはやれやれといった様子でシャメルに刺さった剣をサクッと引き抜き、周囲にいるエッジウェアの騎士達を素早い剣さばきで倒していく。
その様子を見てアンはポツリと呟いた。
「人間、何かしら取り柄はあるんだね」