ミンジュンが私を溺愛すぎる件
「最低一人3本は食べること。
ま、俺は4本でも5本でも食べれるけどね」
ミンジュンの隣に来た詠美は、納得いかないような顔をしいている。
「私だって大好物だから、5本は簡単に食べれます!
そのデザートだって余裕で2個は食べる予定なので、ミンジュンんさんも最低でも1個は食べて下さいね」
ミンジュンは詠美の肩を掴んで抱き寄せた。
「焼き鳥は食べるけど、デザートは詠美がいい…」
詠美はまた笑った。
ミンジュンは笑顔の詠美に、我慢できずにキスをする。
「焼き鳥を食べる前に、詠美を食べたい…」
詠美はその言葉を聞いた途端、すぐにミンジュンから離れた。
「私は早く焼き鳥を食べたいです。
だって、何も食べずにミンジュンさんの帰りを待ってたんだから」
ミンジュンは拗ねたように顔をしかめ、でも、また詠美を引き寄せてキスをする。
「このキスが終わったら、焼き鳥を食べよう。
でも、焼き鳥よりキスがよくなったら、そのままベッドに行ってもいいぞ」
ミンジュンが詠美のくちびるを堪能しながらそう言うと、詠美はまたすぐに体を離した。
「今は焼き鳥がいいです。
ミンジュンさん、お先にいただきますね」
詠美はそう言うとテーブルに座り、モモ塩の焼き鳥にかぶりつく。