あの人が嫉妬なんてする訳ないでしょ。

存在を主張している蕾に触れながら、
もう片方の手の指が私の中心に沈んでいく。

彼の唇はずっと身体中に印を刻んでいる。

もう、私の体は赤い印がたくさん散っていた。

なんで、今日はそんなに印を付けるの?

なんで、怒っていたの?

分からないことが沢山あって、聞こうか考えていた。

すると彼はまた冷たい顔になって、


「…なに考えてんの?俺以外のこと考えられる余裕、あるんだ?」


「え…あっ…ごめ…んんっ…あっ…」


そう言うと、いきなり私の中にあった指を激しく動かし、
今までの焦らしを忘れるくらいに感じる場所ばかりを責めてきた。

久しぶりの強い快感に私は声を上げて喘ぐ。


「んあっ…悠哉…さ、あっ…ん」


指を増やされ、掻き回されて…部屋に私の声と水音が響く。


「…あっ、ん、ゆ、悠哉さ…わ、私っ、いっ…イッちゃ、う…!」


「…いいよ、イけ」


「んんっ…あ、ああっ…!!!」
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