あの人が嫉妬なんてする訳ないでしょ。

目を覚ますと辺りは既に暗かった。

いつの間にかパジャマを着て、ベットに寝ている。

悠哉さんがやってくれたの、かな?

悠哉さんは…どこだろう?

声を出すのは気が引けて、音を立てる。

するとすぐに彼が来てくれた。

何だか、気まずくて何も言えないでいると…


「大丈夫か?」


彼に少し焦った様子で聞かれた。


「大丈夫、です。」


「本当か?あ〜、えっと、昨日はごめんな。」


気まずそうに彼が言う。


「えっと、あの…昨日はなんでいたんですか?」


「急に仕事が無くなったんだよ。」


あ、そうなんだ!でも、なんで待ってたのかな?

連絡くれたら帰ったのにな。
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