人生迎無 -LIFE GAME-
1
―― 人生くっそ つまんねえな。
俺「ああ何か別の人生やってみてえ」
何か不意に思って口に出してしまって居た
達裕「おいおいw 急に どうした?ww」
俺「べっつにー」
幼馴染の達裕。
小学4年生の時
コイツが金髪で転入して来て以来の仲良し
俺は地元で生まれて地元で育ったから
金髪ってのに物凄く興味 惹かれて
声 掛けたのが仲良く成った切っ掛け
中学も 一緒で少しヤンチャして
世話に成る事も有ったし
身形の癖に気弱で泣かした事も有った
そんな俺等も無事に高校生
達裕と 一緒に
歩いて行ける位置の高校に入学した者の
家から見える景色と
そう変わらなくて つまらない
今は その見慣れた通学路を通って
行きたくもない学校に向かってる最中
達裕「何か有ったの?w」
俺「いやあ何か つまんねえなあ って思って」
いっつも 一緒に居てくれて居るのに
そんな失礼な事を言ってしまう位には
俺は この今の現状が つまらなく成って居た
高校に入っても彼女は出来ず
毎日 家と学校の往復
特に趣味も無いし
家 帰って飯 食って風呂 入って
ちょこっとテレビ見て寝るだけ
もう17歳にも成るのに童貞だし。
も、モテない訳じゃないぞ?!
告白された事は有る
小学の頃の話だけど。
中学では つんけん してたから
恥じらいも有って
女に興味 無いフリしてた
興味 無いフリしてる者に
優しくなんか出来ねえし
出来るだけ関わらない様に
俺には年頃の妹が居て
妹は家では生意気だけど
外では良い顔してんのか知ら
彼氏が居て その話とか聞いてると
泣いたり怒ったり喜んだり
女心 分かんねえし
面倒 臭い女と居るより
達裕と居た方が遥かに楽しいな
と思って居た
でも高校 上がってから
勉強勉強つって遊んでくれないから
それにも少し飽きて来た所
達裕「ンンンン じゃあさ
ちょっと最近 嵌ったゲーム有るんだけど
やってみない?w」
俺「ゲームかあ
余計つまんなく なんね?
もっと こう ぱぁっ とさ?」
達裕「リアルで仕事とか勉強とかで
息抜きが出来ない人の為の
人生ゲーム的な感じなんだけどw」
俺「ほー
忙しい人の為の何ちゃら ってヤツか」
達裕「そんな感じw」
正直あんま興味 無かった
でも達裕の紹介だしな…1回だけなら
達裕「嵌り過ぎて
学校 休んだりしないでよ?w」
俺「無い無い」
たかがゲームだろ?
達裕「じゃあ明日 持って来るね」
俺「おう」
この時 俺は既に
未だ渡されてもないゲームを
いつ何て言って どう返そうか考えて居た
俺「ああ何か別の人生やってみてえ」
何か不意に思って口に出してしまって居た
達裕「おいおいw 急に どうした?ww」
俺「べっつにー」
幼馴染の達裕。
小学4年生の時
コイツが金髪で転入して来て以来の仲良し
俺は地元で生まれて地元で育ったから
金髪ってのに物凄く興味 惹かれて
声 掛けたのが仲良く成った切っ掛け
中学も 一緒で少しヤンチャして
世話に成る事も有ったし
身形の癖に気弱で泣かした事も有った
そんな俺等も無事に高校生
達裕と 一緒に
歩いて行ける位置の高校に入学した者の
家から見える景色と
そう変わらなくて つまらない
今は その見慣れた通学路を通って
行きたくもない学校に向かってる最中
達裕「何か有ったの?w」
俺「いやあ何か つまんねえなあ って思って」
いっつも 一緒に居てくれて居るのに
そんな失礼な事を言ってしまう位には
俺は この今の現状が つまらなく成って居た
高校に入っても彼女は出来ず
毎日 家と学校の往復
特に趣味も無いし
家 帰って飯 食って風呂 入って
ちょこっとテレビ見て寝るだけ
もう17歳にも成るのに童貞だし。
も、モテない訳じゃないぞ?!
告白された事は有る
小学の頃の話だけど。
中学では つんけん してたから
恥じらいも有って
女に興味 無いフリしてた
興味 無いフリしてる者に
優しくなんか出来ねえし
出来るだけ関わらない様に
俺には年頃の妹が居て
妹は家では生意気だけど
外では良い顔してんのか知ら
彼氏が居て その話とか聞いてると
泣いたり怒ったり喜んだり
女心 分かんねえし
面倒 臭い女と居るより
達裕と居た方が遥かに楽しいな
と思って居た
でも高校 上がってから
勉強勉強つって遊んでくれないから
それにも少し飽きて来た所
達裕「ンンンン じゃあさ
ちょっと最近 嵌ったゲーム有るんだけど
やってみない?w」
俺「ゲームかあ
余計つまんなく なんね?
もっと こう ぱぁっ とさ?」
達裕「リアルで仕事とか勉強とかで
息抜きが出来ない人の為の
人生ゲーム的な感じなんだけどw」
俺「ほー
忙しい人の為の何ちゃら ってヤツか」
達裕「そんな感じw」
正直あんま興味 無かった
でも達裕の紹介だしな…1回だけなら
達裕「嵌り過ぎて
学校 休んだりしないでよ?w」
俺「無い無い」
たかがゲームだろ?
達裕「じゃあ明日 持って来るね」
俺「おう」
この時 俺は既に
未だ渡されてもないゲームを
いつ何て言って どう返そうか考えて居た