問題児な天使
∮天国
そうすると、天がにわかに明るくなり、あたしの体は軽くなった。
「さ。行くぞ。」
『ぇっ・・・・・。』
みるみるうちにあたしは上へ上へと上っていった。
『やだっ!!落ちるっ!!!!』
もー!!怖いっ!!
「大丈夫じゃ。」
大丈夫じゃないっつーの!!
『えっ・・・・・。』
ここ―――――――
宇宙だ――――――――。
気が付くとここは真っ暗い宇宙に来ていた。
・・・・・って宇宙??って事は――――。
『息できないっ!!!』
あたしは必死にもがく。
バシッ
おじいちゃんの杖に頭を叩かれるあたし。
『いてぇっ!!』
「馬鹿じゃな。死んでんのに息ができないも何もないじゃろ!!」
『ぁ・・・ははは・・・・。』
そ・・・そうだったね 汗