俺様社長にハートを撃ち抜かれました







「あぁ、すぐ行く…」


禅の声が聞こえて目を覚ます。




「ん…」



「悪い…起こしちゃったか…」



「ぜ…ん…?」



「仕事行ってくるな…


藍羅はまだ寝てていいからな。」


禅はそう言って、私の頭をポンポンして布団を被せる。



「ん…行ってらっしゃい…」


ほとんど寝ぼけた声でそう言いながら、見送って、またすぐに寝た。




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