俺様社長にハートを撃ち抜かれました
そして、今は、何故かテーブルをはさんで、3人で座っている。
「えーっと…」
どうしたらいいんだろう…
「あ、藍羅…これ、亜里沙。
俺の姉貴だ。」
「こいつの姉の亜里沙です。
藍羅ちゃん、よろしくね。」
…
えっ!?
あ、あ、あ、姉貴…
ってことは、私の義理のお姉様??
「お、お、お、お、お願いします…!!」
禅の好きな人では無かったことにほっとしながらも、お姉様と聞いて、びっくりする。
ってことは…
私が勘違いしてただけ…
はずかしすぎる…!!!
1人で悶えてると
「あぁ!もう!可愛すぎる!
禅!
藍羅ちゃん私に頂戴!」
お姉様がぎゅっと私に抱きついてくる。
「はぁ?やるもんか…
藍羅は俺のだ。」
っ!
禅…
その言葉信じていいかな?
禅が少しでも私のこと好きで居てくれるって思ってもいいかな?
「はいはい。
ラブラブなことで…」
お姉様は呆れながらも、そう返していた。