俺様社長にハートを撃ち抜かれました
「藍羅…?それ、なんだ?」
部屋にもどり、私が抱えている袋の中身を見ることにした。
「「ぶっっ…!」」
中身を見て、思わず吹き出す。
だって、それは
(子供の名前辞典)
(子供の育て方)
…など…
子供に関する本が沢山あった。
「これは…催促されてる?」
「そうみたいだな…
よし、藍羅…
子作りするか!」
そして、何故か禅がやる気になってしまった。
「ふぇ…!?」
突然でびっくりしながらも、これからする事を想像してしまい、顔が真っ赤になる。
「え、ちょっ…まって…」
「無理、待てない。」
禅はいきなり、オオカミのスイッチが入ったかのように、私を抱き上げてベットに乗せた。
「大丈夫。俺に任せてろ…」
そう耳元で囁いた禅の声に、私はやられてしまった…。
…end