俺様社長にハートを撃ち抜かれました



「藍羅〜!やっと来た!早くこっち来て!!」




私が外から協会を見つめていると、ドアが空いて、お母さんが出てきた。




「藍羅さん!早くおいで?」



その後から禅のお母様も…




い、行っていいのかな…





ちらっと禅を見ると…




「行ってこい…」




「うん。」




私は禅を置いて、お母さん達の所に走って向かった。





「もう、遅いわよ!はやく入って!」



お母さんに急かされて、中に入り、横にあった部屋に入る。





「わぁ…!」



部屋には、真っ白なウェディングドレスが置いてあった。





「綺麗…」



見とれていると、お母様に声をかけられた。




「さぁ、藍羅さん、座って?」





え?




「あ、でもその前にその服だと着替えが大変だからこっちに着替えてくれる?」



渡されたのは何故かバスローブ…


確かに、先に化粧とかするなら、この服だと着替えられないけど…



お母様がメイクしてくれるの?




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