彼の友達
夢の実現
1年半後、19歳の夏、私は空港にいた。
「忘れ物ない?現地についたら、電話してね。Ms.Annaの言うことを聞くのよ。ちゃんと家の手伝いもしてね。」
母が、見送りに来た。
私はこれから、カナダにホームステイに行く。
大学生になり、地方から来た学生とも知り合った。高校生の時より、視野が広がった。
ユウコやケイコとは、高校を卒業したら、全く遊ばなくなった。
朝の5時から9時まで、コンビニでバイトをした。1限からある日は、8時30分まで働いた。
もともと内向的だった性格が、このバイトで、だいぶ変わった。
沢山、友達ができた。
携帯を買った。
毎日が、充実していた。毎日、笑っていた。
たまに、パダやヨヨが、買い物にきた。
パダとは、徐々に会う回数が減り、電話だけになり、電話もだんだん回数が減り、少しずつ疎遠になった。
次に好きな人は、できなかった。
恋よりも、夢に向かって頑張りたかった。
大学から帰宅してから、いつも、英語の勉強をした。
私の漠然とした夢、それは、いつか海外に行ってみたい。日本を出てみたい。
それが、とうとう、叶った。
搭乗券を握りしめて、母親に手を振った。
いってきます。
「忘れ物ない?現地についたら、電話してね。Ms.Annaの言うことを聞くのよ。ちゃんと家の手伝いもしてね。」
母が、見送りに来た。
私はこれから、カナダにホームステイに行く。
大学生になり、地方から来た学生とも知り合った。高校生の時より、視野が広がった。
ユウコやケイコとは、高校を卒業したら、全く遊ばなくなった。
朝の5時から9時まで、コンビニでバイトをした。1限からある日は、8時30分まで働いた。
もともと内向的だった性格が、このバイトで、だいぶ変わった。
沢山、友達ができた。
携帯を買った。
毎日が、充実していた。毎日、笑っていた。
たまに、パダやヨヨが、買い物にきた。
パダとは、徐々に会う回数が減り、電話だけになり、電話もだんだん回数が減り、少しずつ疎遠になった。
次に好きな人は、できなかった。
恋よりも、夢に向かって頑張りたかった。
大学から帰宅してから、いつも、英語の勉強をした。
私の漠然とした夢、それは、いつか海外に行ってみたい。日本を出てみたい。
それが、とうとう、叶った。
搭乗券を握りしめて、母親に手を振った。
いってきます。