女人天国
「ん?貸してみ」
ゆうきは由良のシャーペンを受取り、さらさらとノートに答えを書きこんだ。
「あ、ありがとう」
完璧に解かれている上、どの公式を当てはめただとか詳しい解説付き。
「どういたしまして。あ、そうそう。今日は由良にあるお願いがあって来たんだ」
「何?」
「修学旅行の部屋、一緒にならない?」
そう。一ヵ月後の七月に控える修学旅行。
場所は沖縄。
そして季節は夏!!
修学旅行の部屋割りに特に制限はない。
とにかく二人一組になればいいのだ。
もちろんこの機会をゆうきが逃すはずもなく、今に至る。
ゆうきは由良のシャーペンを受取り、さらさらとノートに答えを書きこんだ。
「あ、ありがとう」
完璧に解かれている上、どの公式を当てはめただとか詳しい解説付き。
「どういたしまして。あ、そうそう。今日は由良にあるお願いがあって来たんだ」
「何?」
「修学旅行の部屋、一緒にならない?」
そう。一ヵ月後の七月に控える修学旅行。
場所は沖縄。
そして季節は夏!!
修学旅行の部屋割りに特に制限はない。
とにかく二人一組になればいいのだ。
もちろんこの機会をゆうきが逃すはずもなく、今に至る。