~最強少女と幕末剣士~



声の主を探すと。暗い路地裏の奥に、浅葱色のだんだら模様の羽織を着た若い男がいた。




陽『あの羽織って…』




浪「み、壬生浪士組だぁぁぁぁあ!逃げろぉぉぉお!」





陽「そうだ。のちに新撰組になるんだよな~。」






?「逃げるなんて武士の風上にも置けませんね。」





ガシッ




陽「へ?なんで掴むんですか?」






?「あなたも、あの浪士たちの仲間かも知れませんので。」





陽「は?違うし。いやだ。」





陽『絶対面倒だからいやだなー。』





?「嫌って言うなら仕方ないですね。悪く思わないでくださいね。」





ドンッ




陽「ッ!!。。。」







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