~最強少女と幕末剣士~
一難去ってまた一難?!
陽「んー…っ!モガモガッ!おおよお?」(ここどこ?)
目が覚めると薄暗い蔵の中の柱にくくり付けられていた。
陽『叫ぼうと思っても、口に布を噛まされてるし。ホントめんどくさい。』
何とか縄を外そうと動いてみるがびくともしない。
陽『固く結びすぎだろ…』
ギィーッ
不気味な音を立てて蔵の扉が開いた。
?「こんにちは!よく眠れましたかね?」
陽菜乃を気絶させた張本人だ。
陽「ふふはえへへえうえうあえあいあお!」(結ばれてて眠れるわけないだろ!)
?「そうでした。そのままでは喋れませんよね。」
ガサガサ
陽「はぁ…何で連れてきたんですか?」
?「怪しかったので。」
陽「めんど」
すると、その男の後ろからもう1人男が出てきた。
?「おい総司!何勝手に外してんだ。」
陽『この人、総司って言うのか…ん?総司?…』
陽「沖田…総司?」
沖「あれ?なんで僕の名前知ってるんですかねー?(黒笑)」
陽『やば!口に出てた。』
?「怪しいな。お前名前は?」
陽「人に名前聞く時は、自分から名乗るのが常識なのでは?」
?「あぁ?誰に口聞いてんだぁ?」
陽「誰なんでしょーねー?」
土「チッ。土方だ。」
陽『多分、私の事男だと思ってんだろーな…』
陽「俺の名前は桜崎日向(ひなた)だ。」
沖「僕は沖田総司。宜しくね。」
陽「宜しくしたくありません。」