【短編集】先生×生徒〜しあわせStory〜
〜先生、大好き〜
あの日以来先生とは一度も話さず
体育の授業になるとお腹痛いと言って保健室でサボっていた
先生を見るのが辛いから…
体育の日誌も内容を友達から聞き、先生がいない時間を狙って準備室にこっそり置いていた。
先生を避け続けて1ヶ月以上たったある日、担任の先生から体育の単位が危ないと知らされる
さすがにヤバイかなと思い今日の体育は出る事にした
それでもなるべく先生を見ずに、私はずっと友達と話していた
やっと体育の授業が終わり私は翔子と更衣室に向かう
よし、早く着替えて日誌書いちゃおう
「冴島!」
早瀬先生だ…
「日誌で抜けてるとこあったから、着替えたら準備室来てくれるか?」
『はい….』
私は俯きながら返事をした。
今は話したくなかったのに…
サボってた事怒られるのかな
私は制服に着替えた後、重い足取りで準備室に行く