【短編集】先生×生徒〜しあわせStory〜
放課後の図書室、
先生を待っているとすごく時間が長く感じる
先生、なかなか来ないなあ…
そう思って机に突っ伏してる間に遠のく意識
するとガラガラと扉を閉める音がした。
あれ、私…寝ちゃってた?
先生来たのかな…
でも…眠くて目、開かないや
まだ眠気と戦っている私のほっぺたに突然柔らかい物が触れ
″ちゅっ″
と音を立てて離れた。
そして私の頭を撫でる先生
え…
私…今ほっぺたにキスされた?
私はビックリして眠気なんて吹き飛んでしまった。
『せん…せ』
「うわっ!!お前起きてたの!?」
『今…』
「ごめん、お前の寝顔見てたらつい」
『ビックリした』
「悪い…」
『んーん…嬉しかったよ?』
さっきまでは不安でいっぱいだったのに
先生といると不安が消えて、その代わりドキドキがやってくる。
私、本当に先生のこと好きなんだなあ
でも、だからこそちゃんと聞かないと。