【短編集】先生×生徒〜しあわせStory〜
それ以降、相変わらず素っ気ないけどちゃんとメールも返ってくるし
電話も週に1、2回先生からかけてきてくれるようになった。
だけど…
なかなか進展がないっっっ!!
先生とは帰りに何回か家まで送ってもらったくらいで
まだちゃんとしたデートはしたこと無いんだよね。
そんな事を考えているとタイミング良く携帯に着信が、
『もしもし、先生?』
「おう」
『もうお仕事終わったの?』
「うん、今家着いたところなんだけど…森山明日何か予定あんの?」
『明日?いや特に何もないよ?』
「…そうか」
『え、なに?何で?」
「あー、いや、明日暇ならどっか行く?」
『え!!!!』
「そんな驚くなよ」
『あ…ごめん、嬉しくって』
スピーカーからは″ふっ″って先生が鼻で笑ってるのが聞こえた
「で、明日行くの?行かないの?」
『行く!!行きます!!』
「ん、どっか行きたいとこある?」
満足そうな先生。
私はあることを思い付いた
もっと先生とラブラブになるには…
よし、
『私…先生のお家に行きたいっ!』
「…は?」