【短編集】先生×生徒〜しあわせStory〜
『先生、今日はありがとうございました』
私は車から降り、歩道に回ると…
「待って!」
先生は紙に何かを書いて、それを窓から出して私の手に握らせた。
「何かあったらいつでも連絡して?本当はダメなんだけど、秘密な」
『え、これ…』
「じゃ、ゆっくり休めよ?」
『あ、はい!ありがとうございました』
先生の車が遠くなる
さっきの紙…なんだろ?
紙には先生のアドレスと電話番号が書かれていた
え…どーゆう事?
こんな急に早瀬先生に近づけたことに頭が追い付いていかない…
お礼のメール送った方がいいのかな
でも何かあった時って言ってたしなぁ
私は自分の部屋のベッドにダイブし今日起こった夢のようなことを思い返す
いつの間にかご飯も食べずに眠ってしまっていた
もちろんメールも、なんてしたら良いか分からずしなかった。