君の秘密を聞かせてよ。
南くんが指を指した方向を目でたどって行くと、、、
屋上のコンクリートの床に水たまりが出来ていた。
けれど、それだけではない。
水たまりには周りのたくさんの機械で反射した光で虹ができている。
「こ、これっ」
「雨が降った時にだけ見れるから」
「凄いね!キラキラしてて綺麗、、、」
そこだけではなくて、他にも水たまりがある所は同じようにキラキラ輝いている。
屋上の中心から見渡すと、まるで虹の海のようだ。
その頃には、授業をサボった罪悪感も、立ち入り禁止の屋上に入った罪悪感も無くなって、ただその景色に目を奪われていた。
ずっと隅で過ごしていた私には見たことないものだったから。
屋上のコンクリートの床に水たまりが出来ていた。
けれど、それだけではない。
水たまりには周りのたくさんの機械で反射した光で虹ができている。
「こ、これっ」
「雨が降った時にだけ見れるから」
「凄いね!キラキラしてて綺麗、、、」
そこだけではなくて、他にも水たまりがある所は同じようにキラキラ輝いている。
屋上の中心から見渡すと、まるで虹の海のようだ。
その頃には、授業をサボった罪悪感も、立ち入り禁止の屋上に入った罪悪感も無くなって、ただその景色に目を奪われていた。
ずっと隅で過ごしていた私には見たことないものだったから。