2度目のFirst Love
涼介君は一緒にいると面白い。
淡々としてる。
でも冷たいとかは思わない。
人を傷付ける様な事を言わないからかもしれない。
「本当にコーヒー好きなんだね」
まだ中学生なのに平然とブラックコーヒーを飲んでる。
私なんて砂糖とミルク入れなきゃ飲めないのに。
「好きじゃないよ」
「そうなの? でも淹れ方とかブレンドとか勉強してるじゃない」
「こんなに苦いのにみんな美味しそうに飲むだろ? それが不思議なんだ。 だからコーヒーを美味しいと思う瞬間を味わってみたくて、お祖父ちゃんに淹れ方とかブレンドの仕方とか教えてもらってる」
てっきり好きだからかと思ってた。
「心もブラック苦手だろ?」
「うん」
「だから心が美味しいって言ってくれたらブレンド成功な気がするんだよね。 俺だけが美味しいと思っても、それって本当に美味しいか分かんないし」
凝り性なのかな?
でも一生懸命で可愛いと思ってしまった。
「喜んで協力するよ。私は涼介君が淹れてくれたコーヒーに合うデザートを考えようかな」
「俺も協力する」
お家に帰ったらお菓子の作り方調べよう。
淡々としてる。
でも冷たいとかは思わない。
人を傷付ける様な事を言わないからかもしれない。
「本当にコーヒー好きなんだね」
まだ中学生なのに平然とブラックコーヒーを飲んでる。
私なんて砂糖とミルク入れなきゃ飲めないのに。
「好きじゃないよ」
「そうなの? でも淹れ方とかブレンドとか勉強してるじゃない」
「こんなに苦いのにみんな美味しそうに飲むだろ? それが不思議なんだ。 だからコーヒーを美味しいと思う瞬間を味わってみたくて、お祖父ちゃんに淹れ方とかブレンドの仕方とか教えてもらってる」
てっきり好きだからかと思ってた。
「心もブラック苦手だろ?」
「うん」
「だから心が美味しいって言ってくれたらブレンド成功な気がするんだよね。 俺だけが美味しいと思っても、それって本当に美味しいか分かんないし」
凝り性なのかな?
でも一生懸命で可愛いと思ってしまった。
「喜んで協力するよ。私は涼介君が淹れてくれたコーヒーに合うデザートを考えようかな」
「俺も協力する」
お家に帰ったらお菓子の作り方調べよう。