2度目のFirst Love
第3.5話 秋生
今日はカフェに行けなかったな。
部活を終え時計を見てガッカリした。
「秋生!!」
いつものメンバーで校門に向かっていると、走ってきた胡桃(くるみ)に抱きつかれた。
「終わったんなら連絡してよ! 帰ってるの見えて慌てて走ってきたんだから!!」
「連絡する義務ないだろ」
「冷たい〜〜!!」
相変わらず鬱陶しい。
2年で同じクラスになって急に付きまとわられる様になった。
「そろそろ諦めたら? 可能性ゼロじゃん」
「はぁ? そんなの分かんないじゃん!!」
「早瀬の態度見てれば分かるっしょ」
俺が思っている事をいつもズバズバ言ってくれるマネージャーの冴島(さえじま)。
そしてその横でいつもの様に呆れている幼馴染みで同じバスケ部の直(なお)と恵奈(えな)。
恵奈もバスケ部でマネージャーをしてくれている。
「松田先輩のメンタルって凄いっすよね」
「どういう意味よ!」
「そのままの意味っす」
そして笑顔で毒づくバスケ部で後輩の新(あらた)。
このメンバーは一緒にいて楽だ。
胡桃を除けば。
部活を終え時計を見てガッカリした。
「秋生!!」
いつものメンバーで校門に向かっていると、走ってきた胡桃(くるみ)に抱きつかれた。
「終わったんなら連絡してよ! 帰ってるの見えて慌てて走ってきたんだから!!」
「連絡する義務ないだろ」
「冷たい〜〜!!」
相変わらず鬱陶しい。
2年で同じクラスになって急に付きまとわられる様になった。
「そろそろ諦めたら? 可能性ゼロじゃん」
「はぁ? そんなの分かんないじゃん!!」
「早瀬の態度見てれば分かるっしょ」
俺が思っている事をいつもズバズバ言ってくれるマネージャーの冴島(さえじま)。
そしてその横でいつもの様に呆れている幼馴染みで同じバスケ部の直(なお)と恵奈(えな)。
恵奈もバスケ部でマネージャーをしてくれている。
「松田先輩のメンタルって凄いっすよね」
「どういう意味よ!」
「そのままの意味っす」
そして笑顔で毒づくバスケ部で後輩の新(あらた)。
このメンバーは一緒にいて楽だ。
胡桃を除けば。