2度目のFirst Love
「テストって午前中受けんの?」
散々笑った愛に聞かれた。
恭平はまだ笑ってる。
「午前中だよ」
「じゃあちょうどいいんじゃん? 多分午前はウォーミングアップで午後から試合すると思うし」
「そうなの? それなら良かった」
「練習試合って言っても、ちゃんとしたやつじゃないから期待はするなよ?」
「どういう事?」
うーちゃんの言葉に首を傾げると、愛が説明してくれた。
お互い調整する意味での試合だから本番みたいに常にスタメンが揃ってるわけではないらしい。
「試合中はスタメン以外の人が多いって事?」
「そ! 調整と探り合いって感じ?」
「へーそうなんだ」
それでもうーちゃんが試合してるところを見られるなら嬉しい。
シュート練習とかは今でもたまに付き合ってるけど、試合してるところはニューヨークにいた時以来見ていない。
「心ちゃんが応援してくれたら俺頑張れるよ!!」
「心が応援しなくても頑張れっつーの!」
出た夫婦漫才。
付き合ってるわけじゃないけど、クラスのみんなも愛と恭平が言い合いを始めると「夫婦漫才」と言ってからかっている。
散々笑った愛に聞かれた。
恭平はまだ笑ってる。
「午前中だよ」
「じゃあちょうどいいんじゃん? 多分午前はウォーミングアップで午後から試合すると思うし」
「そうなの? それなら良かった」
「練習試合って言っても、ちゃんとしたやつじゃないから期待はするなよ?」
「どういう事?」
うーちゃんの言葉に首を傾げると、愛が説明してくれた。
お互い調整する意味での試合だから本番みたいに常にスタメンが揃ってるわけではないらしい。
「試合中はスタメン以外の人が多いって事?」
「そ! 調整と探り合いって感じ?」
「へーそうなんだ」
それでもうーちゃんが試合してるところを見られるなら嬉しい。
シュート練習とかは今でもたまに付き合ってるけど、試合してるところはニューヨークにいた時以来見ていない。
「心ちゃんが応援してくれたら俺頑張れるよ!!」
「心が応援しなくても頑張れっつーの!」
出た夫婦漫才。
付き合ってるわけじゃないけど、クラスのみんなも愛と恭平が言い合いを始めると「夫婦漫才」と言ってからかっている。