2度目のFirst Love
胡桃ちゃんたちが帰ると、店内はいつもの静かな雰囲気に戻った。
ガールズトークは止まることはなく、聞きたくない話しも混ざっていた。
「なんでずっと同じ話であんなに盛り上がれるの?」
呆れ顔の涼介くんを見て笑ってしまった。
そう言われてみれば同じ話で盛り上がれるのって女の子だけだよね。
「同じ話繰り返してる自覚ないかも」
「え? 何それ。 余計訳わかんない」
「あはは、きっと男の子には理解できないよね」
涼介くんはカウンターにコーヒーを置くと、椅子をポンポンと叩いた。
「少し休憩すれば?」
「でも……」
「さっきおばあちゃんが休憩ようにってクッキーくれたから、食べよう」
「うん、ありがとう」
隣に座ってコーヒーを一口飲んだ。
温かい。
肩の力が抜けていく。
涼介くんの淹れてくれたブレンドコーヒーと紀美子さんの作ってくれたチョコチップクッキーは、相性バッチリだ。
ガールズトークは止まることはなく、聞きたくない話しも混ざっていた。
「なんでずっと同じ話であんなに盛り上がれるの?」
呆れ顔の涼介くんを見て笑ってしまった。
そう言われてみれば同じ話で盛り上がれるのって女の子だけだよね。
「同じ話繰り返してる自覚ないかも」
「え? 何それ。 余計訳わかんない」
「あはは、きっと男の子には理解できないよね」
涼介くんはカウンターにコーヒーを置くと、椅子をポンポンと叩いた。
「少し休憩すれば?」
「でも……」
「さっきおばあちゃんが休憩ようにってクッキーくれたから、食べよう」
「うん、ありがとう」
隣に座ってコーヒーを一口飲んだ。
温かい。
肩の力が抜けていく。
涼介くんの淹れてくれたブレンドコーヒーと紀美子さんの作ってくれたチョコチップクッキーは、相性バッチリだ。