2度目のFirst Love
彼女は私の腕を掴んで勢いよく立ち上がった。
手を握り笑顔を向けられる。
笑いながら泣いてる。
「ずっと一緒に居たいけど、もう時間がない」
「時間って? 何!?」
「私の事憎んでくれていい。 忘れてくれていい。 だけどこれだけは忘れないで。 貴女を必要としてくれてる人は沢山いる。 一人じゃないよ」
おでこ同士がコツンとくっついた。
その時ビリビリっと痺れる感じがした。
色んな人の顔が頭の中に流れ込んでくる。
場所や出来事、感情までも……。
目の前に居る女の子。
彼女もその内の一人だった。
「おね__っ!?」
突然体が浮いた。
繋がれた手が離れそうになる。
「イヤ!! 一緒がいい!! 一緒に行こう!!」
僅かに繋がっていた指先が離れた。
「離れたくないよっっ!!!!!」
「心!! 大好きだよ!! 私も! お父さんも! お母さんも! 心が大好き!! 幸せになってねっっっ!!!!!」
「お姉ちゃん__っっ!!!」
お姉ちゃんはずっと笑ってた。
見えなくなっても私の涙は止まらなかった。
手を握り笑顔を向けられる。
笑いながら泣いてる。
「ずっと一緒に居たいけど、もう時間がない」
「時間って? 何!?」
「私の事憎んでくれていい。 忘れてくれていい。 だけどこれだけは忘れないで。 貴女を必要としてくれてる人は沢山いる。 一人じゃないよ」
おでこ同士がコツンとくっついた。
その時ビリビリっと痺れる感じがした。
色んな人の顔が頭の中に流れ込んでくる。
場所や出来事、感情までも……。
目の前に居る女の子。
彼女もその内の一人だった。
「おね__っ!?」
突然体が浮いた。
繋がれた手が離れそうになる。
「イヤ!! 一緒がいい!! 一緒に行こう!!」
僅かに繋がっていた指先が離れた。
「離れたくないよっっ!!!!!」
「心!! 大好きだよ!! 私も! お父さんも! お母さんも! 心が大好き!! 幸せになってねっっっ!!!!!」
「お姉ちゃん__っっ!!!」
お姉ちゃんはずっと笑ってた。
見えなくなっても私の涙は止まらなかった。