ブラックバカラ～黒い薔薇～

恋に堕ちるのは簡単だった。

お互い一目惚れ。


初めて出逢った時、不思議な感覚を覚えた。

心の扉が開いた。


二回目は　彼が私に会いに来た。

またしても不思議な感覚。


別れ際、私は自分からラインを交換しようと言っていた。

彼はちょっと驚いた顔をしたが　すぐに交換してくれた。


自分からラインを交換しようと言ったのは初めてだった。

私はいつ頃ラインしていいのか聞いた。

彼はニッコリ笑って　

「２４時間いつでもいいですよ」

と答えた。


高鳴る想い。

私は彼の言葉・態度に私に好意を持っていると　すぐに感じた。


次の日、私はお昼頃ラインを送った。

今ならお昼安みで手があいていると思ったから。


返事はすぐにきた。

盛り上がるラインの会話。


私は有頂天なくらいときめきを感じた。

そして　私は彼が好きと確信した。

相手も好きとは言葉にしないが私に惹かれていることを遠回しに訴えていた。




私は

貴方のすべてを　自分のものする

と思った。