言えない恋






「春‥俺帰るわ。じゃあな」


「え〜!!!もぉ〜?」



‥キモ。




「仕事なんだよ」



「ケチ〜‥」


「……」



春をほっといて俺は席を立った



店の出入口にあの女がいた



帰るのか…?




足…フラフラしてんぞ?




ちょこっと観察してみる…(笑)




…は?



車で来てんのかよ?!



ヤバくねぇ?


飲酒だし、すぐ事故るぞ




ガム噛んでも変わんねぇって



そうそう車から出て、歩いて帰れ。




あ…‥吐くぞ



絶対吐くぞ、あいつ…




座り込むメイに近づき、俺も座った




「やっぱり…」


ちょー顔が青いし赤い…



「あんた飲みすぎ…」


「え…‥」



俺の顔を見て、目が点になってやがる



「ほら‥」



腕を持ち上げて、俺に寄らせる



「あ‥ありがとうございます///」



「いーえ」




…俺の顔に何かついてんの?


見すぎじゃね?




「もう帰るんですか?」



「うん、仕事あるし」


「ですよね。あ、もう大丈夫なんで、すいません」




持っていた腕が離れた




そして俺は思った…‥





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