守ってあげたい 【完】
「か、鍵っ、持ってきましたよ!」

用務員到着。


「おっちゃん、貸せ!」


鍵を受け取り、倉庫の鍵を開ける。



鉄の、重いドアを一気に開けると

目の前に

あいつが立っていた。



その顔は

涙でグシャグシャだった。
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