守ってあげたい 【完】
11.同じ香り
ガチャガチャっと、なんとか
力を振り絞り、玄関の鍵を開ける。
「あら、帰ったの?
おかえ・・どうしたのっ?!」
お母さんが、ずぶ濡れの私を見て
慌ててエプロンで手を拭きながら
やってきた。
『お母さん、仕事は?』
「そんなことはいいから。
早く中に入りなさい。
ずぶ濡れだし・・
顔色も悪いじゃないの」
力を振り絞り、玄関の鍵を開ける。
「あら、帰ったの?
おかえ・・どうしたのっ?!」
お母さんが、ずぶ濡れの私を見て
慌ててエプロンで手を拭きながら
やってきた。
『お母さん、仕事は?』
「そんなことはいいから。
早く中に入りなさい。
ずぶ濡れだし・・
顔色も悪いじゃないの」