守ってあげたい 【完】
『ちょっとカスミっ!』


カスミはゴメン、っと口パクでつぶやいて
さっさと行ってしまった。

この裏切者っ!


カスミが行ってしまってから、
黒男子が私の隣に座る。


私は無言でパクパクとお弁当を
食べ続けた。


隣からの、圧が強くて
なかなか箸が進まない・・
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