守ってあげたい 【完】
3.Black
しかし平和は全く訪れず。


翌朝、下駄箱で会うと、

「邪魔だ。どけっ」

と黒男子が、
また黒いフードを被ったままの姿で
やってきた。


絶対どかない!と思って
わざとゆっくり
上履きに履き替えていると

ダンッと押されて前に倒れこんだ。
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