守ってあげたい 【完】
「ああ。
 たぶん、ハメられた。
 天野は最初から、写真撮ろうとして
 待ってたんだ。
 誰かに撮らせたんだろうな」

『どうしてそんなことっ。
 そんなの、間違ってる!』

「も、気にすんな。
 お前がわかってくれればそれでいい。
 ・・納得した?」


天野さんならやりそうだな、って
思ったら。
急に胸につかえていたものが
ストン、と落ちたみたいに
すっきりした。

『うん・・』
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