守ってあげたい 【完】
歩道の脇にマイクを寝かせ、
ちらっと手伝ってくれた人を見る。


・・・っ!!


『桐島・・怜?』


「・・よぉ」


急に鼓動が激しくなり、
目の前が、真っ白になった。


「おい、しっかりしろ。
 話はあと。マイクのこと、頼む!」
< 350 / 382 >

この作品をシェア

pagetop