守ってあげたい 【完】
あのとき、アイツが言ったように
本当に かっこよくなって、
帰ってきたんだ。



『おかえり』


アイツの背中に向かってつぶやくと
アイツはさっと振り向いて、
ニコっと笑った。

それからゆっくりと近づいてきて
ガバっと抱きしめた。


「ただいま。
 ・・やっと、言えた・・」
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