守ってあげたい 【完】
「桐島君、って呼んでいいのかしら」

「はい」

「よく、帰ってきたわね。
 おかえりなさい」

「・・ただいま」

「おばさん1か月近くも入院してたのよ。」

「えっ?」

『ちょっ、お母さんっ!』

「その間、真梨愛を
 ひとりにさせちゃったから、
 今日はおばさんの代わりに桐島君、
 真梨愛をお願いね。」

「・・はい」

「さ。さっさと部屋に行きなさい」

< 371 / 382 >

この作品をシェア

pagetop