守ってあげたい 【完】
アイツは、後ろから私を持ち上げて、
ベットの上に引き上げた。


10cmよりも近い距離で、
目と目が合う。


『ホントに、帰ってきたんだね』


「もう、ずっと、そばに居るから。
 お前がナースになるの、
 ちゃんと、ここで、見守るから」


『なれるかな』


「もちろん」
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