守ってあげたい 【完】
『そこ、私の席っ!
 ど・い・てっ!』


すると黒男子は
座ったまま、まるで闇の支配者のような
生気のない鋭い目つきで睨んできた。


うっ
こ、こわいっっっ


でも、ひるむな。負けるな!



『そこ、どい・・』

「ヤダ」
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