もう一度、恋して下さい!
先輩は、楽しそうに笑った

その姿は、女が見たら鼻血出して倒れるほど
格好良くて俺も見惚れた


「本多って言ったっけ?」

「はい」

「とりあえず、従っておけ
悠樹を何度も傷つけて、ただで済ますかよ
それ相応の仕返しをしてやるさ
この時を待ってたくらいだからな」


ニヤリと笑う先輩の目は、全然笑ってない!



「先輩? 仕返しって…」

「心配するな!犯罪じゃねぇよ!」



従う覚悟はしたが、きつい




好きでもない中村と仕事終わりに食事

朝は、まとわりつかれ
昼も、まとわりつかれ

うんざり…



唯一の救いは、オフィスの女性達


「楢山さんって… あの子、嫌いでしょ?
弱味握られてるんですか?
私達は、宮様派だから!あの子と別れたいなら
俄然協力しますからね!!」


なんて良い職場!!!


「ありがとう!頼もしいな!
でも、大丈夫!!本当、大丈夫!!」










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