もう一度、恋して下さい!
「こたさん!私にもやらせて!」

機械に夢中になった

お母さんの病もこうして治したかった
おじいちゃんの大切にしていたお店を私は継ぐと約束した

お菓子を作って、機械も保全して
お店で販売

私は、やりたいことを見つけた


ぽろぽろと涙が溢れる



「こたさん… ありがとう」

「はるちゃん、この店開けてくれよ
いつになってもいいさ
はるちゃんが結婚してからでも
子育て終わってからでも
和菓子でも洋菓子でもいい
この店は、はるちゃんの店だからね」



私の帰る場所は、ここだよって
この店が待ってくれている



「こたさん!必ず!お店開けるね!」







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