もう一度、恋して下さい!
先日、試作したとき、この粉が表示と違うんじゃないかと

悠樹が先輩に訴えていたらしい



「水樹も気づいたんだ
それで前の会社を辞めさせられた
俺も販売に圧力かけられてる
宮崎もなんか嫌がらせされてたんだろ?
俺らと手を組もうぜ!!」



悠樹は、表情を曇らせた




「私ね、やりかえそうとか
思ってないの
関わりたくないだけ
私には、夢があってその夢の為に
誰かを踏み台にしたくない」


「それとこれは、別だ
うちの会社から出る商品が嘘の表示してるとか、絶対にあってはならない
社長と話をしてくる
寿君、このまま待っててくれるか」


「もちろんです!」



オフィスの皆にも試食して貰った


「え?この前と違う!」



違いは、歴然だった







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