2歳だけ歳上の君
─ 出会い …
「小テストの勉強したー?」
あっ、初めまして。
私は仲原 彩(なかはら あや)。
普通の高校3年生、いわゆる受験生ってやつ。
「朝に答え見たくらい!
絶対不合格だからやばいやばい…。」
私の質問相手は友達の前野 梨佳(まえの りか)。
私よりずーっと頭がいいの。
「本当はやったんでしょー?」
「いやいやいや、やるわけないって」
こんなこと言いながら本当はやってる根っからの努力家。夏休みなのに講習で小テストがあるなんて信じられない。
「じゃーね!」
「梨佳ばいばい!」
講習が終わって梨佳と別れた後、ふと携帯を見ると
りょうた
「よろしく、!」
あれ?こんな人友達にいたっけ?
そう思った瞬間理解した。暇なときに使うアプリの延長線上で別のSNSでグループ作られていて、私はそのグループに入っていた。だから、そこから追加したのかなって。
「こちらこそよろしくお願いします」
そうぶっきらぼうに返した。
この時私には好きな人がいたから、他の男子になんて興味がなかった。
この時は何も考えていなかった。
この出会いで自分が変わるなんて。
あっ、初めまして。
私は仲原 彩(なかはら あや)。
普通の高校3年生、いわゆる受験生ってやつ。
「朝に答え見たくらい!
絶対不合格だからやばいやばい…。」
私の質問相手は友達の前野 梨佳(まえの りか)。
私よりずーっと頭がいいの。
「本当はやったんでしょー?」
「いやいやいや、やるわけないって」
こんなこと言いながら本当はやってる根っからの努力家。夏休みなのに講習で小テストがあるなんて信じられない。
「じゃーね!」
「梨佳ばいばい!」
講習が終わって梨佳と別れた後、ふと携帯を見ると
りょうた
「よろしく、!」
あれ?こんな人友達にいたっけ?
そう思った瞬間理解した。暇なときに使うアプリの延長線上で別のSNSでグループ作られていて、私はそのグループに入っていた。だから、そこから追加したのかなって。
「こちらこそよろしくお願いします」
そうぶっきらぼうに返した。
この時私には好きな人がいたから、他の男子になんて興味がなかった。
この時は何も考えていなかった。
この出会いで自分が変わるなんて。