瑠璃の雫
「璃香起きてー」
翡翠の声がした
すこし頭がいたい
「おはよ。」
「璃香具合悪い?」
あってすぐ私の体調の変化を察する彼
「すこし頭いたい。」
「昨日寝るの遅かったからね。
ご飯食べたらこれのみな。」
薬が渡された
「ありがとう。」
「うん。
今日のスープはほうれん草のスープだよー。」
緑のスープと、プチフランスパン
手を合わせ食べ始めた
〜〜〜
「テスト頑張ってね。」
今日はすこし重たいカバンとお弁当を持って学校へ入った
「あ、松坂来たか。」
昨日と同じ部屋へ案内される
ほわいとぼーにはテストの特別な時間割が貼られていた
「これ課題です。」
ードン
机の上に山を乗せる
「全部終わったのか?!
すごいな!!」
若い先生は素直な声色でそう言った
「全教科
私が付くことになっているから安心して受けていいよ。」
「ありがとうございます。」
あまり知らない先生とは2人になりたくない。
すこしだけトラウマがあるから…
良かった…
「先生。
この時間割同利に受けなきゃいけないですか?
一気にテストもらうってことはできませんかね。」
すこし無茶な質問
「その方がいいか?」
「はい。
どうせすぐに終わるので…。」
「すごいセリフだな。」
驚いた顔をした
「あ、先生
5分前です。」
席について筆記用具を出した
お茶で喉を潤す
カバンは一番後ろの席に置いた
「はじめ!」
先生の声がした
〜〜〜
「終わりました。」
〜♪
9教科終わったのは4時間目が終わるチャイムとほぼ同時だった
多分大丈夫…
回収される
「お昼行っていいですか?」
「うんいいよ。」
「先生がそう言った。」
笑心のところへ急ぐ