クール姫の秘密



「あたし茜が好きなんか…」

ドキドキにも納得した
1人でうんうん頷いた


「ねえ茜」


頷いてた顔を上げて茜を見ると、

「…茜?」

顔を赤くして片手で隠してた



「どうした?」

やっぱ熱?



「いや、なんでもない…」

「…ならいいねんけど」

「で、どうした?」

ああ、茜に聞きたいことあったんや

「あのさ、好きって気づいたらどうしたらいいん?」


「…告白とか?」


告白かあ…



いやまてよ、これ告白しんくても茜知ってるやん

「…茜先生、」

「なんでしょう葵さん」

「知られてる場合はどうしたらいいんでしょうか」

「……」


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